人生の意味は、自ら見出だすものであり、自ら発見するものである。

《存在と無》

《存在と無》 『サルトルの哲学書。1943年刊。無神論的実存主義の原典といわれ、存在するものはすべて善とするキリスト教的存在論を否定した画期的な著作。特に人間存在の細密な分析と、他者の追究を行っている。』デジタル大辞泉より

『人間は自由の刑に処せられている』

『世界や存在にはそもそも意味はない。だがだからこそ人間は根源的に「自由」なのだ。人間の根源的条件をそう考えたサルトル。だがそれは同時に人間に大きな不安を与えるものでもある。自分自身があらゆる行動の意味を決めなければならないからだ。そこには…

『実存は本質に先立つ』

『人間の本質はあらかじめ決められておらず、実存(現実に存在すること)が先行した存在である。だからこそ、人間は自ら世界を意味づけ行為を選び取り、自分自身で意味を生み出さなければならない』講演「実存主義とは何か」 ジャン・ポール・サルトル